画像の評価は難しい
画像の劣化の激しい、web サイトの画像では、本来のデジタル画像の評価は難しい。
というのは、webサイトの画像は、通信速度を速くしたいので、画像の画素数を減らしたり、非可逆圧縮することでファイルサイズを減らすようにしている。
FOVEON画像の比較
比較する元となる写真です。
季節は春、空気の透明度はそんなに高くないが、晴れているのでまあまあの条件。
この写真を使って、どの程度WEB画像が劣化するのか見てみよう。(元の写真をすこしレタッチしてある)
FOVEONの画像をディスクトップで比較してみる
ここでは、デジカメ SIGMA DP2 Merrill の FOVEON の画像で比較してみた。
一方は、SIGMA の現像ソフト、SPP (SIGAM Photo Pro) とWEBにアップした画像です。
結果
当サイトでは、写真ファイルサイズを数百KB程度まで圧縮しているが、実際には、どのくらいの画質劣化があるのだろうか?
ちょっと興味がある。
ディスクトップでWEB画像とSIGMA Photo Pro の画像をキャプチャして比較してみると、
何と?
FOVEONの場合、こんなにも画質に雲泥の差を生じた。
厳密には、画像処理やファイル形式、圧縮方法などを考慮する必要があるのだが、めんどくさいことはさておいて、
ウエブ画像として、我慢できる程度にファイルサイズを小さくすると、やはり、元の画質からはかけ離れてしまうのだなと感じた。
ベイヤー画像の画質の変化
カメラは、RICOH GR3 のAPS-C のベイヤーセンサーです。
小さなカメラですが、とても写りの良い機種だと思っています。
下の写真ですが、元画像はRAW画像から少しレタッチして出力したものです。
WEB画像は、インターネット用に圧縮されているので 1/20以下のファイルサイズになっていると思います。(はっきりさせろよという意見は、私も理解できますが)
実際にWEBブラウザに表示される画像には、思ったほどの変化は見られませんでした。
ところが、ピクセル等倍まで拡大してみると、2つの画像に多少の劣化は感じられます。
画素数も半分くらいにはなっているので、解像感も当然劣化している。
しかしだ、
圧縮した割には、思った以上に画質の変化は少ないと感じる。
FOVEONとベイヤーセンサーのWEB画像の比較
結論として、
FOVEONセンサーのクリアな画質は、WEB用に圧縮してファイルサイズを小さくすると、画質の劣化が激しい可能性がある。
(jpg | webp などに圧縮した場合)
一方で、ベイヤーセンサーの画像は、もともとボヤけた感じなので、WEB用に圧縮しても、その変化は少ないのかもしれない。
そのためか、WEBにアップした SIGMA DP2 Merrill の写真と RICOH GR3 の写真を見比べると、大差ないと感じる。
ところが、実際の画像には大きな差があるにもかかわらずだ。
まあ、写真なんて、写っていればいいかなとは、思っているが、何故かくっきりした写真の方が、嬉しい。
でも、ピクセル等倍にして写真鑑賞する人も滅多にいないし。
良い写真を作り出すFOVEONのようなセンサーは、生き残ってほしいなと感じてしまう。